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サーモンの遡上

サーモンの遡上
バンクーバーは9月に入ると秋の訪れを感じるようになりました。またお隣のアルバーター州ではすでに積雪を観測する日もあるとのことです。045.gif
秋といえば、カナダのシンボルになっているメープル(カエデ)の葉が周辺一帯を赤や黄色に鮮やかに染め上げます。紅葉が最も美しいのは9月下旬から10月上旬にかけての短い期間。
真っ赤に染まる燃えるような紅葉が楽しむなら、まずカナダ東部へLETS GO!049.gif メープル街道一帯には、秋になると真っ赤に色付くメープルの木々が広がります。
この真っ赤に染まるという言葉にかけて、ここBC州では真っ赤なサーモンたちの姿がみることができます。
037.gifそれは何何何って感じですよね037.gif

Tourism BC InformationのHPより
4年に一度の冬のオリンピックが今年開催されましたが、その「4年に一度」とサイクルを同じにするのがこのサーモンの大遡上(ビック・ラン)とい う現象!!
サーモンの生態には解明されていない部分も多々ありますが、4年に一度、海からBC州の川へ戻ってくるサーモンの群れが例年の4倍にもな り、川が息をのむくらい真っ赤に染められます。
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BC州には、サーモンが遡上してくる川が2000本あると言われていますが、一番有名なのが、オカナガンエリアにあるアダムス・リバー。無数の サケの群れで川面を真っ赤に埋め尽くされる姿は圧巻です。
私もちょうど4年前のそのビック・ランをみてきました。掲載している写真はその4年前のサーモンの群れたちです。
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アダムス・リバーで生まれたサーモンは、川を下って太平洋へ辿りついたのち、なんと遥か離れた日本付近の海域までも回遊し、4年の歳月をかけて再 び生まれたアダムス・リバーに戻ってきます。しかし、孵化したばかりのほとんどの稚魚が最初のステップである太平洋に辿りつくことさえできないと 言われ、そこから荒波にもまれ、他の魚やアザラシに捕食されたり人間に捕獲されたりを繰り返し、4年後に生まれた場所に戻ってこられるのは奇跡と もいっていいほどのほんのわずかの個体のみ。しかもやっとの思いで河口に辿りついたサーモンは、500キロ以上の距離を1カ月以上かけ、生まれ故 郷を目指し激流を遡ることになるのですが、なんとその間は一切食物を口にしません。
そんな激動の波の中を必死でくぐり抜けて、生まれた場所へ戻ってこようとする真っ赤なサーモンたちの姿に、感動して涙する人も珍しくないといいます。
そして、やっとの思いで戻ってきたサーモンのメスは、そこでベストな環境で産卵するために最後の力を振り絞り、体がぼろぼろになるまで戦い、産卵 後、10日ほど卵を守ったあと、生涯を閉じて行くのです。
そして、その死骸が熊の食糧となり、またその食べ残しが森の栄養分となり、豊かなBC州の森林の生態系のサイクルを作っています。さらに、その森 の栄養分は雨や土砂に乗って流され、大地を豊かにし、やがて海に流れ戻り、そこで豊かなプランクトンの育成を助けています。そのため、BC州の近 海には巨大なタコなども生息しているのです。 
こんな感動のストーリーのクライマックスが見られるのは4年に一度。みなさんも、自然界の生命の神秘を見届けてみませんか?
サーモンは種類によってサイクルが異なるので、遡上自体は毎年見ることが可能ですが、「大遡上」は4年に一度です。
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是非この機会にこの4年に1度のサーモンの大遡上(ビック・ラン)を時間のあるかたは見にいってください。オススメです。
Emi
JUNセンターのHPはこちら

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by juncentrecanada | 2010-09-23 05:56 | カウンセラーブログ